木製彫刻作品・樹神像
樹神像は、静清信用金庫創立90周年記念事業の一環として、地元彫刻家前島秀章氏へ制作を依頼し、平成23年3月に完成いたしました。地域の皆さまに感謝の気持ちをあらためてお伝えするとともに、更なる未来に向けて地域の皆さまとともに発展していくという願いを込め、制作させていただきました。
記念作品「樹神」の由来
この樹神は、巨樹に宿るであろう樹の精をモチーフにして、推定樹齢500年と伝えられていた伊勢神宮の赤楠神木から彫り出されています。
台座の東西南北には、宝文(たからもん)と群雲のなかを鯉魚(こいぎょ)が登竜門を上りきり竜に変身する図をはじめ、桃や石榴(ざくろ)・仏手柑(ぶっしゅかん)などの吉祥の文様が配置され、さらに雌雄の小動物や鳥・魚・虫たちのいのちの賛歌が謳われています。
そして、子孫繁栄を願う葡萄の果実と弦が連綿と繋ぎ、時空を超えて地域への感謝と繁栄の小宇宙を奏でています。
(静清信用金庫創立90周年記念リーフレットより一部抜粋)
「樹神像」全体
「樹神像」顔周辺
「樹神像」下絵
「樹神像」台座
展示場所
静清信用金庫本店ロビー
静岡市葵区昭和町2-1
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